2007年 9〜10月の日記


2007/09/04

3日搬入して初日を見届けて帰る。
たくさんのお花をいただきありがとうございます。
感謝いたします。
今回も手織振興財団の特別展としてさせていただき
感謝いたします。3回目を迎えます。
今回から販売を兼ねました。また一歩踏み出しました。
縞を着たいと言う方に木綿を着たいと言う人に届けたと
願っています。是非お出かけ下さい。
土日祝日には会場に詰めております。

2007/09/08

ケナフの日よけを掛ける、岩上ホールに。イメージして織った日よけ。掛けるとマッチして良い。
おいでいただく方々から良いね〜と声を掛けていただく。うれし〜い。
ケナフの日よけは和風にも洋風にも生きる。広幅を手機で織りは大変だけれども、
その場にかかることを想像して織るは楽しいもの。織成には毎年「大毛タデ」を植えてある。
今年も大きな花を満開に咲かせている。岩上ホール前に大甕に生けて皆を迎えているが
種欲しいわねと話しながら会場においでいただく。
会場に入れば95点の縞が迎える。お〜と歓声を上げてゆっくりと縞を見て回られる。
会場は織り屋さんの工場跡。大きくむき出しになった張りを見ながら昔をしのぶ人も多い。

2007/09/09

会場の雰囲気・・・
たくさんの花をいただきありがとうございます。広い会場は日中
明るすぎる。しかし日がかげる3〜4時になると電気の光で雰囲気が
違ってきます。
縞は良いですよ〜。
今回中国から染織をしている若い女性がお出でになった。
長い時間、バンブーヤーンで話しが盛り上がった。
中国ではバンブーヤーンが高いと言う。値段を聞いてびっくりした。
その彼女達が縞をみて故郷や里山を感じてとても日本の縞は良いと
言っていた。縞は着ないと言う文化の人達が少し嬉しかった。
そして団体が入って来た。染色を生業としている人達だ。
糸を豆汁することも初めてと聞き、その染色を見るも初めてとか。
この素晴らしさを伝えればきっと語ってくれる。人によれば、
少し化学染料がかかっているのはないか?と言葉を返してきた。
でも生徒と同じ色合い。これを見ればわかること。
豆汁の力をびっくりして良い物を伝えていきたいと改めて感じた。

2007/09/10

縞展期間土日祝日には織成宿所にて泊まる。
織成は今出川〜浄福寺通り上ル。
朝通う道々、寺の内通りには早くから道に水が打たれ、
皆が道沿いを掃除している姿を見る。今は見ない光景である。
道が清められていると感じる毎日である。
今も帯やさんが多い場所である。機音が忙しそうに聞こえる。
職人の町が今も息づいている。

2007/09/11


ご近所さんにめだかを上手に育ててる人がいる。良く水を変えて
毎年たくさんのメダカが孵っている。白・黒・赤・白は珍しい。
白魚のようである。
生徒の一人が分けて欲しいと言うことでお願いして少し分けていただく。
そのおすそ分けを戴いて育ててみる事にした。
よく出かけるので育つか心配であるが、そこは睡蓮もしっかりと育ち
うらやましい事である。
工房は求めて2年は咲いたが今は有るのかどうかも定かでない。
暑い夏が過ぎようとしているので何とか育ってくれる事を祈る。
ありがとう、おすそ分け!!


2007/09/14

渡文縞・・・
「尾州の縞・二人工房展」の会期中、私達が土日祝日居る時は
毎日のように雨が降る。
今回も団体の方々がおいでくださったが、ホールにおいで
いただくことが出来ないほどの雨模様、ケナフの日よけを
くぐって縞を見ていただく。
まさに渡文縞とおほめをいただき「渡文縞」と今掛かっている
日よけに名が付いた。本来工房では同じ縞は織れない事にして
いたがここの縞が馴染んでくれればと嬉しい。
会期があと一週間になりました。ハガキを持って会津から来て
いただいた方お目にかかれずごめんなさい。
またお目にかかれることを楽しみにして居ります。

2007/09/16

豆汁講座・・・
今回は参加者2名、もう一人高知からの参加者があったが、申し込みを
したものの往復の高速バスが取れず断念された。
豆汁講座をしている事をホームページからでしか知るすべが無く、
参加者が少なかった。一人でもさせていただこうと当日を迎え、
見学者が参加して思いもしない勉強をしたと喜んで帰られた。
一人でも多くの人に豆汁をして染色をすることを知ってほしいと
願っています。少ないがゆえに色んな話ができて私達にも勉強に
なりました。ありがとう。
豆汁処理にもまだまだ課題はあります。これが全てではありません。
ただ自然を汚さない染織をしていきたい。着ていただける反物を
織りたいと願っています。山荘でも大いに豆汁講座をしたいと
思っています。お問い合わせ下さい。講座は一日かかります。

2007/09/17

織成の往復・・・
生徒さんから1号線で来れば近いと聞く。初めて東名阪四日市から亀山。
そこから1号線に入り鈴鹿峠を越えて名神の栗東に入る事にした。
山荘から2時間半。行きは鈴鹿峠はひどい雨模様でした。カーブが深いが
ありがたい事に深いカーブは対向車線になっていない。さすが1号線と感謝した。
走りやすい道路でした。
帰りは台風で天候を気にしたが鈴鹿も晴れて走りよく、芒が穂を広げて、
次回はしっかりと秋を感じれると楽しみである。もう京都は車で走る事にする。
良い距離でドライブに嬉しい。 山荘で一泊してゆっくりとして武豊に帰ることにする。
指導日が待っている・・・。

2007/09/22

織成舘は妙心寺が近く、何人かの僧侶の托鉢に会った。
初めてである。腹から出る声で托鉢をしておいででした。
毎日ですかと係りの方に聞けば二〜三ヶ月に一回でしょうかと。
聞けば托鉢のご縁をいただき感謝します。
今日は山荘から京都にと往復する。秋の季節を眺めながら、
この至福の時間を感謝して。

2007/09/25

三週間の長きに渡り、多くの方々にみていただきましたことを
心から感謝します。京都という土地柄か東北から沖縄まで
ハガキを戴いたと持っておいでいただき会場にいない日に
来ていただいた方々にはお目にかかれず申し訳ありません。
来年も秋に開催しますのでお待ちしております。
皆様ありがとうございました。

2007/09/27

庭に彼岸花が咲いた・・・
もう10年にもなる。花びら染めに欲しいと言って友人から
戴いた、球根はどっさりと植わっている。しかし何年経っても
咲かない。大きな木蓮の木の下に植えたためかと思いつつ
時間が経ってしまった。
今年初めての花、嬉しい。花びら染めには本当にたくさんが
必要になるが今はそんな事を考えていない。花が楽しめればと
思う。

2007/10/03

常滑屋はじまる
「ようやく秋を感じられるようになりました。開催の時期ね〜」と
言って来て下さる方、HPを見て来ましたとありがたい言葉です。
本当にありがとう。
この時期の常滑屋さんでの展覧会も定着してきました。
秋の展覧会が続くので時期を変えてはと話しておりましたが、
嬉しい悲鳴でそうもいかないようです。
今回は反物20点。竹糸織着物1点。半反物50点。
所狭しと展示しております。
秋の常滑とここでの展覧会・・・
どうぞ秋を感じに常滑へお出かけ下さいね。

2007/10/06

ケナフの日よけ・・・
今年も常滑屋さんの日よけを掛ける。色はとても良い!!
入って来た方が「いい雰囲気ですね」と誉めてくれる。
織成にしてもケーキ屋さんにしても建物を選ばない素材です。
しっかりとそこの顔になっています。本当に嬉しいことです。
当番にやって来た生徒さんが、夏の名博にも同じ着物を着て
やってきた。
この季節に着ても違和感が無く、着こなしている様子で、
「透ける軽い木綿着物を私はこんな感じで着ています」と、
裾を広げて見せてくれる。
紺木綿生地で裾だけにつけていると言う。なるほど・・・
着物を着る人はいかに楽に身近に着れるかを工夫している事が
良く分かった。
私も一人で着物を着たいと思う一人で・・・(苦笑)展覧会には
早く出かけ着たくても着れない事情たるものがあったが、
ようやく一人で着れるようにと重い腰を上げてご近所の
「着付け教室」にノックした。
自分の着物で帯で一人で着れる様に指導して欲しいとお願い
すると、気持ちよく引き受けてくださり感謝です。
普段にも着れる着物を作る自分が一人で着れないなんて(汗)
着れる事を楽しみにしててくださいね〜

2007/10/10

日よけの再生・・・
日よけ・ケナフバックと販売を始めて1年になる。再染めを始める時期にも入ったようだ。
麻やケナフは繊維そのものなので柿渋で染める限界がある。そこでバックも日よけも
少し使っていただいて再染めをする。色もグググッと入り強度も増す。
日よけは長いので再染めをしてベランダに吊るして水をかけ、しわ等を取り除きて戻す事にしている。
展覧会等が続き作業が遅れたが元の持ち主に戻すことが出来た。
日よけはお天気も良いが、雨にぬれた風情も良いものだと再認識である。 あぁ良かったぁ・・・

2007/10/11

今年の展覧会が全て終わる。
各地で見ていただいた方々に感謝します。

9月に入り動き回ってようやく常滑屋も終わる。
今日は指導が無くなった。
指導が無くても忙しいが少し気持ちがどこかホッとする。
あれもして〜これもして〜と、やることは山積しているが
二人で語らいながら過ごせる事も幸せである。
今年は二人の記念すべき年である。
夏に65歳と60歳になった。孫が少しゆっくりしてと
言ってくれるが忙しい事が幸せ。色んなことを言葉にして
一つずつやっていく事が楽しいものである。
時間は待ってくれない。やりたいことが山積!布や糸が
白いままで風にそよぐ。
こんな光景を忘れないで進んでいきたいと願う。

2007/10/15

思いついたが吉日と行動に移す自分。良いか悪いか今まで
こうして生きてきた。今回も行動の虫が動いた。
常滑屋の帰りに着付け教室の看板を横目で見ながら走る往復。
電話をかけて直ぐ走った。15日、今日から習い始める。
「自分で(竹糸織着物で、自分の作った帯)染織した物を
着たい」と話して気持ちよく受けてくださった。教材を見れば
色々あるが時間がない。来年の「竹糸織着物展」には期間中
着物を着たいと思う。しばらく手を通してない竹糸織着物だが
やはり良い。先生も「今までになかなか無いものですね」と
関心を示される。
つくづく実感したが、やはり竹糸織着物は良い。展覧会中は
是非多くの人に手を通して欲しいと願う。100年を見越して
見れば竹糸織着物に市民権を持たせてやりたいと願う。既に
そこには居ないが、自分達がやっていて良かった思える時代が
来ること祈りつつ・・・。
思えば平成の縞帳も100年で甦った縞帳である。色んな人に
繋がって竹糸織着物が多くの人に着て欲しいと願う。
今日も良い、やっぱり良いと思いながら竹糸織着物を着て
わが姿を見る、なかなか良い感じじゃないと姿身を見る。

2007/10/26

秋満載・・・
雨音がする今日の指導日遠方からやって来る生徒さん。工房にやって来る人の多くは
大きな登山用のリュックでやってくる。工房に大きな山が有るのです・・・それは冗談ですが(笑)
糸を持ってきたり持って帰ったり、帰りは水分を含んで重いのです。そしてどういう訳か
生徒さんには山登りをする人が多いのです。工房にやって来るから購入したのではなく
山登り用だからそういうリュックも有るんでしょうね〜
夕方二人で散歩をしますがしっかりと秋になりました。武豊はまだこんな風景が
いたるところにあります。秋は芒に背高泡立ち草、合いますね。先月稲刈りをした田んぼから
また稲が育ってこんなに実も大きくいただけそうです。どうして雀は食べないのでしょう。
そんなことを考えながら歩く楽しい時間、日の暮れも早くなって来ました。

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